中東呼吸器症候群(MERS)について

中東呼吸器症候群(MERS)とは、2012年9月に初めて報告された新しい種類のコロナウイルスによる感染症です。

その後、サウジアラビア、カタール、ヨルダン、アラブ首長国連邦、チュニジア、エジプト、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ギリシャ、マレーシア、アメリカなどで確認されました。
中東以外での発病者の多くは中東旅行後に発病が確認され、中東旅行中にウイルスに感染したと考えられています。

2013年5月、国際ウイルス分類委員会が、病原体名を「Middle East respiratory syndrome coronavirus(MERS-CoV)」と命名し、厚生労働省はウイルスの名称をMERS(マーズ)コロナウイルス(MERS-CoV)と名付け、感染症名を中東呼吸器症候群(MERS)と決定となります。

2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の原因病原体であるSARSコロナウイルスとは近縁ですが、遺伝子構造に違いがある異なる種類のウイルスです。
東京都健康安全研究センターではウイルス研究科でMERSコロナウイルスの検査が可能です。
バルトレックスの有効成分であるバラシクロビル (Valaciclovir)の正しい成分名は、塩酸バラシクロビル(バラシクロビル塩酸塩)と言います。
その働きは、体内に吸収されてからアシクロビルに変化してヘルペスウイルスの細胞内に取り込まれます。
細胞内に取り込まれた時点でアシクロビルとなっている為、後は、同じようにウイルスのDNA合成を妨害し抗ウイルス作用を発揮するというものです。
バラシクロビル(バルトレックス)とアシクロビル(ゾビラックス)の違いは、必須アミノ酸の一つであるバリンが結合しているかどうかであり、この違いによってアシクロビルよりも消化管からの吸収が良く、1日の服用回数も少なくできるというメリットがあります。